古代オリエントの6回目。
今回の授業は「古代イラン」について学習します。

ポイントの1つ目は「イランの地理的な特徴」です。
こちらを見てください。

地図中に斜線で示されているのは、 イラン高原 とその周辺地域です。
この範囲が、今回の授業の舞台となる 古代イラン です。
実は、イランは古代オリエントの歴史を学ぶにあたって非常に重要な地域なのです！

イランの北東部には 中央アジア と呼ばれる地域があります。
中央アジアを通ってさらに東に行くと、文明大国 中国 にたどり着きます。
また、イランは メソポタミア や エジプト とも接続しやすい場所にありました。

つまりイランという地域は、 東の中国と西のメソポタミア・エジプトを接続する、重要な中継地 だったのです！
この地域には、東西貿易を管理する国が成立していくことになります。