高校物理基礎

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5分でわかる!力と移動方向が直角、逆向き

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この動画の要点まとめ

ポイント

力と移動距離が直角、逆向き

高校物理 運動と力50 ポイント3 全部 空欄埋める

これでわかる!
ポイントの解説授業
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仕事に関して、 移動方向と力の向きが一致する場合斜めの場合 、どのように仕事を計算すればいいかを解説してきました。では、力と移動方向が 直角の場合逆向きの場合 は一体どうなるのかを考えてみましょう。

力と移動距離が直角なら、仕事は0

高校物理 運動と力50 ポイント3 左側の図

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まずは上の図のように力と移動方向が 直角 の場合を考えます。仕事Wは力の大きさF[N]、移動距離s[m]、力と移動方向の成す角θを用いて W=Fscosθ と計算することができました。直角の場合、 θは90° です。 cos90°は0 なので、求める仕事は以下のようになりますね。

高校物理 運動と力50 ポイント3 左側の図と下2行のテキスト

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つまり、 力と移動方向が直角のとき、仕事は0になる のです。

力と移動距離が逆向きなら、マイナスの値をとる

高校物理 運動と力 50 ポイント3 右側の図

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次に力と移動方向が 逆向きの場合 を考えます。逆向きということは力と移動方向の成す角 θは180° となりますね。 cos180°は−1 なので、仕事Wは以下のようになります。

高校物理 運動と力 50 ポイント3 右側の図と下2行のテキスト

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力と移動方向が逆向きなら符号はマイナス と覚えてください。このように力と移動方向が同じ、斜め、直角、逆向きの場合をそれぞれ理解して、実際に問題を解いてみましょう。

この授業の先生

鈴木 誠治 先生

知識ゼロからでもわかるようにと、イラストや図をふんだんに使い、難解な物理を徹底的にわかりやすく解きほぐして伝える。

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