高校物理基礎
5分で解ける!電流計、電圧計に関する問題
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練習の解説授業
もとの抵抗への影響をできるだけ小さくおさえるには?
電圧計、電流計の内部抵抗をそれぞれrV、rAとします。
電圧計 は、抵抗にかかる電圧と同じ電圧を測るのが目的ですよね。したがって、抵抗と同じ電圧がかかる 並列接続 にします。このとき、抵抗Rに電圧計を並列接続することにより、電圧計にも電流の一部が流れてしまいます。もとの抵抗に流れる電流への影響をできるだけ小さく抑える、つまり電圧計に流れる電流を0[A]に近づけるには、オームの法則I=V/Rより、 電圧計の内部抵抗は∞[Ω]であるのが理想 になります。
一方、 電流計 は、抵抗に流れる電流と同じ電流を測るのが目的です。したがって、抵抗と同じ電流が流れる 直列接続 にします。このとき、抵抗に流れていた電流Iの値への影響をできるだけ小さくするにはR+rA≒R、つまり 電流計の内部抵抗rAは0[Ω]であるのが理想 です。
電圧計と電流計について、それぞれ内部抵抗の特徴と接続方法を答える問題です。