高校化学
5分で解ける!高分子化合物(テスト1、第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習1
解説
これでわかる!
問題の解説授業
演習1は、5つの高分子化合物を、天然高分子化合物と合成高分子化合物に分類する問題です。
天然に存在する天然高分子化合物、人工的に合成された合成高分子化合物
まずは、高分子化合物に関する定義を確認しておきましょう。
高分子化合物とは、分子量が約1万以上の化合物のことを指しましたね。
そして、高分子化合物は、大きく2つに分けられます。
1つ目は、天然高分子化合物です。
天然高分子化合物は、天然に存在する高分子化合物のことで、デンプンやセルロース、タンパク質などの種類がありました。
2つ目は、合成高分子化合物です。
合成高分子化合物とは、人工的に合成された高分子化合物のことで、合成繊維や合成樹脂、合成ゴムなどの種類がありました。
それぞれの定義を確認できたところで、①~⑤を分類していきましょう。
①デンプン
デンプンは米などに含まれる物質で、自然に存在しています。
こちらは天然高分子化合物なので、答えはAです。
②タンパク質
タンパク質は動物の体を構成する物質のひとつで、もちろん自然に存在しています。
こちらも天然高分子化合物なので、答えはAですね。
③ポリスチレン
ポリスチレンは、みなさんにはあまりなじみがないかもしれませんね。
しかし、ポリスチレンは、人工的に合成されたもので、プラスチックとして容器などに利用されています。
こちらは合成高分子化合物なので、答えはBですね。
④合成ゴム
合成ゴムは、自動車のタイヤなどに利用されている物質です。
「合成」とついている通り、人工的に合成されたものですね。
こちらも合成高分子化合物なので、答えはBですね。
⑤セルロース
セルロースは、綿花など、植物全般に含まれる化合物です。
こちらは天然高分子化合物なので、答えはAですね。
今回は、確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまでの内容を復習しましょう。