高校化学
5分でわかる!アルコール発酵
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この動画の要点まとめ
ポイント
アルコール発酵
これでわかる!
ポイントの解説授業
みなさんは、ビールやワインなど、アルコール飲料を見たことはありますか?
これらのアルコールの多くには、エタノールという有機化合物が含まれています。
このエタノールは、一般的に単糖類からつくられています。
今回は、その仕組みを紹介していきます。
アルコール発酵では、グルコースからエタノールができる
グルコースC6H12O6からエタノールC2H5OHを得る反応を式で表すと、次のようになります。
グルコースにある物質がはたらき、エタノールと二酸化炭素ができていますね。
この物質はチマーゼと呼ばれる酵素です。
ところでみなさんは、酵素という言葉を聞いたことはありますか?
酵素とは、生体内ではたらく触媒のことをいい、酵母とよばれる微生物に含まれています。
このように、酵母のはたらきによってアルコールが生成される反応を、アルコール発酵といいます。
1つのグルコースから2つのエタノール
なお、このあとで紹介する計算問題では、化学反応式の係数が重要になってきます。
1つのグルコースから2つのエタノールが得られることを押さえておきましょう。
今回のテーマは、「アルコール発酵」です。