高校化学
5分で解ける!アルコール発酵と計算に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
今回は、アルコール発酵に関する計算問題です。
1つのグルコースから2つのエタノール
まずは、問題の意味を理解しましょう。
ある量のグルコースをアルコール発酵させたところ、9.2gのエタノールが得られました。
このときのグルコースの質量を求めましょう。
まずは、エタノールの物質量を求めましょう。
エタノールC2H5OHの分子量は、12×2+1×5+16+1=46です。
よって、エタノール9.2gの物質量は、9.2÷46=0.2molとなります。
次に、化学反応式に注目します。
グルコースとエタノールの係数に注目すると、1:2になっています。
つまり、1つのグルコースから2つのエタノールが得られます。
今回の場合、エタノールの物質量が0.2molなので、グルコースの物質量は、0.2÷2=0.1molとなります。
最後に、グルコースの質量を求めましょう。
C6H12O6の分子量は、12×6+1×12+16×6=180となります。
よって、グルコース0.1molの質量は、180×0.1=18gとなります。
練習問題を解いていきましょう。