高校化学
5分でわかる!デンプンの構造②
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
デンプンの構造②
これでわかる!
ポイントの解説授業
前回からデンプンの構造について学習してきましたね。
デンプンとは、大量のα-グルコースが大量に結合したものです。
その中でも、直鎖状に結合したもののことを、アミロースといいましたね。
しかし、デンプンには、アミロース以外の構造もあります。
アミロペクチンは、枝分かれ構造をもつデンプン
今回紹介するのは、図の左のような物質です。
前回のアミロースはらせん状の構造をもっていました。
今回はそのらせんが絡み合っているようなイメージですね。
それでは、らせんが絡み合っているところを拡大してみましょう。
縦と横に枝分かれしていることがわかりますね。
このように、枝分かれ構造をもつデンプンのことを、アミロペクチンといいます。
アミロペクチンの特徴としては、アミロースとは違って、温水に溶けません。
また、分子量は105~106 と、アミロースより十倍程度大きくなっています。
今回のテーマは、「デンプンの構造」です。