高校化学
5分でわかる!尿素樹脂とメラミン樹脂
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この動画の要点まとめ
ポイント
熱硬化性樹脂
これでわかる!
ポイントの解説授業
合成高分子化合物のうち、熱や圧力によって成形・加工できるものを、合成樹脂といいました。
前回は、合成樹脂のひとつのグループとして、熱可塑性樹脂を紹介しました。
今回は、熱可塑性樹脂の逆の性質をもつ合成樹脂を紹介します。
熱可塑性樹脂⇔熱硬化性樹脂
熱可塑性樹脂の逆とは、どのような意味でしょうか?
熱可塑性樹脂とは、加熱によって軟化する樹脂のことでしたね。
熱を加えると軟らかくなるので、様々な形に加工できるのでした。
それに対して、加熱すると硬化する合成樹脂のことを、熱硬化性樹脂といいます。
どうして、このような違いが生じるのでしょうか?
ポイントは、その構造にあります。
熱可塑性樹脂は鎖状構造であるのに対し、熱硬化性樹脂は立体網目状構造を取っています。
熱硬化性樹脂の方が、原子が密につまっているようなイメージですね。
今回のテーマは、「熱硬化性樹脂」です。