5分でわかる!合成樹脂

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この動画の要点まとめ

ポイント

尿素樹脂とメラミン樹脂

高校 化学 6章 3節 43 1 すべて、答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「尿素樹脂とメラミン樹脂」です。

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前回は、熱硬化性樹脂の1つとして、フェノール樹脂を紹介しましたね。
今回は、その他の熱硬化性樹脂を3つ紹介していきます。

尿素+ホルムアルデヒド⇒尿素樹脂

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今回紹介する熱硬化性樹脂のひとつは、衣類のボタンなどに使われています。

高校 化学 6章 3節 43 1 ポイント1の尿素樹脂のシャツの図のみ

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この樹脂を、尿素樹脂(ユリア樹脂) といいます。

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尿素樹脂をつくるために、尿素ホルムアルデヒドを用意しました。
前回のフェノール樹脂の場合も、フェノールとホルムアルデヒドを反応させましたね。
熱硬化性樹脂をつくるときには、ホルムアルデヒドが重要なのです。

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さて、この2つを付加縮合させると、次のような物質ができます。

高校 化学 6章 3節 43 1 ポイント1の尿素樹脂の中央から右上にかけての反応

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右の図のように、はしごのような形の高分子化合物を作ることができます。
これが尿素樹脂です。
尿素樹脂では、尿素分子の間で、CH2架橋構造をつくっていることがわかりますね。

高校 化学 6章 3節 43 1 ポイント1の尿素樹脂の図とポイントすべて

メラミン+ホルムアルデヒド⇒メラミン樹脂

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次に紹介する熱硬化性樹脂は、コップなどの食器に使われています。

高校 化学 6章 3節 43 1 ポイント1のメラミン樹脂のコップの図のみ

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この熱硬化性樹脂を、メラミン樹脂といいます。

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メラミン樹脂の材料は、メラミンホルムアルデヒドです。
フェノール樹脂や尿素樹脂のときと同様、ホルムアルデヒドが使われているわけですね。
この2つが付加重合することによって、次のようになります。

高校 化学 6章 3節 43 1 ポイント1のメラミン樹脂の中央から右上にかけての反応

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今回も、メラミン分子の間で、CH2架橋構造を形成していますね。

高校 化学 6章 3節 43 1 ポイント1のメラミン樹脂の図とポイントすべて

グリプタル樹脂といえば自動車の塗料

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最後に、もうひとつの熱硬化性樹脂を見ていきましょう。
図のような自動車を用意しました。

高校 化学 6章 3節 43 1 ポイント2の図のみ

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実は、自動車の塗料には、熱硬化性樹脂が使われている場合が多いのです。
このような熱硬化性樹脂をグリプタル樹脂といいます。

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グリプタル樹脂は、無水フタル酸とグリセリンからつくられる合成樹脂です。
このような方法で作られる合成樹脂を、アルキド樹脂と呼ぶ場合もあります。
余裕のあるひとは、覚えておきましょう。

高校 化学 6章 3節 43 1 すべて、答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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