高校化学
5分でわかる!天然ゴムの構造と加硫

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この動画の要点まとめ
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天然ゴムの構造と加硫
これでわかる!
ポイントの解説授業

前回は、天然ゴムの構造について学習しました。
イソプレンが重合したポリイソプレンこそが、天然ゴムの正体でしたね。
さて、今回は、天然ゴムをどのように利用していくのか見ていきましょう。
天然ゴムは弾性や耐久性が小さい

天然ゴムは、大量のイソプレンが鎖状につながり、それが固形に固まったものです。
この構造を模式的に表すと、次のようになります。

ただ繊維が絡まったような構造になっていますね。
この状態では、弾性が小さく、耐久性も大きくありません。
天然ゴム⇒弾性ゴム

そこで、天然ゴムに数%の硫黄を加えて加熱するという方法が編み出されました。
こうすることによって、ゴム分子の間で硫黄による架橋構造ができます。
この操作のことを、加硫といいます。
そして、加硫によってできたゴムは、弾性や耐久性に優れた弾性ゴムとなります。
弾性ゴム⇒エボナイト

さらに、硫黄を数十%加えて長時間加熱してみましょう。
このとき、黒色で硬く、プラスチック状の物質が得られます。
この物質のことを、エボナイトと呼びます。

今回のテーマは、「天然ゴムの構造と加硫」です。