高校生物基礎
5分でわかる!原核生物と真核生物
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この動画の要点まとめ
ポイント
原核生物と真核生物
これでわかる!
ポイントの解説授業
約20億年前に、「核」をもつ生物が誕生
下の表は生命の歴史についての表です。今までも何回か紹介しましたね。
みなさんは、約38億年前に生命(単細胞生物)が誕生し、約10億年前に多細胞生物が出現したということを学びましたね。今回注目してほしいのは、その間にあたる約20億年前です。 約20億年前、はじめて「核」をもつ生物が誕生 したと考えられています。
「核」のことは、みなさんもよく知っていますよね。細胞のイメージ図などでは、細胞内に「大きな丸の形」で登場するものです。
「核」を持っているか、いないか
今回学ぶ「原核生物」と「真核生物」--大きな違いは「核」をもつかもたないかなのです。
約20億年前に核を持つ生物が誕生してからも、 核を持たずに生きてきた生物が原核生物 、 核を持った生物が真核生物 です。
では「原核生物」と「真核生物」の細胞は、具体的にどのような構造になっているか、もっと詳しく見ていきましょう。
今回は「原核生物と真核生物」について学びます。
単語の響きからして「難しそう~」って思っていませんか?
でも、実はめちゃくちゃ簡単な話です。まずは「原核生物」と「真核生物」の違いについて簡単に見ていきましょう。