高校生物基礎
5分でわかる!同化
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この動画の要点まとめ
ポイント
同化
これでわかる!
ポイントの解説授業
これまでの生物基礎の授業では、この6つのうち「細胞」に絞って、細胞の構造物や働きなどをみてきましたね。
今回からは、2つ目に挙げた性質の 「代謝」 について注目していきます。
「同化」は「単純な物質から複雑な物質」
まずは代謝にはどのような反応があるかについて見ていきましょう。代謝は大きく 「同化」 と 「異化」 の2つに分けることができます。
まずは「同化」について簡単に説明しましょう。
同化とは簡単に言うと、 二酸化炭素やアミノ酸などの単純な物質から、タンパク質などのより複雑な物質を作ること を言います。
生物はなぜ複雑な物質を作る必要があるのでしょうか? 例えば、同化によって作られるタンパク質などは体の筋肉を作るのに必要な物質だったりしますね。もちろん生物が同化によって合成しているのはタンパク質だけではありません。様々な生命活動に必要な物質が同化で作られているのです。
単純な物質(無機物など)から複雑な物質(有機物)を作る のが同化であり、同化は 代謝の反応の一つである ということをおさえておきましょう。
みなさんは生物の性質の授業で生物に共通する6つの性質について学んだことを覚えているでしょうか。 細胞・代謝・恒常性・変化への需要と反応・生殖・進化 でしたね。