高校生物基礎
5分でわかる!T₂ファージと大腸菌
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この動画の要点まとめ
ポイント
T_2_ファージと大腸菌
これでわかる!
ポイントの解説授業
T2ファージの感染拡大の原因は何か?
T2ファージは左図のように大腸菌の表面に結合し、感染を引き起こします。感染が起こり時間が経つと、右図のように大腸菌の中から、新たにできたT2ファージを放出します。さらに、このT2ファージがまた他の大腸菌に感染し、どんどんT2ファージが増えていきます。
T2ファージから大腸菌へは 何か が入ることにより、増殖したと考えられます。T2ファージを構成するのはDNAとタンパク質なので、そのどちらかということになりますね。この答えを見つけ出したのが、ハーシーとチェイスの実験となります。
ハーシーとチェイスの実験を紹介する前に、T2ファージと大腸菌との関係を説明していきますね。T2ファージというのは、 タンパク質 と DNA だけでできており、大腸菌に感染する ウイルス です。