高校生物基礎
5分でわかる!DNAの分子構造の発見
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この動画の要点まとめ
ポイント
DNAの分子構造の発見
これでわかる!
ポイントの解説授業
ウィルソンとフランクリンによる解析
DNAの立体構造を調べるために実験を行ったのが、 ウィルキンス と フランクリン の2人の科学者です。
2人は、核の中に入っているDNAに X線 を当てて、その構造について解析しました。しかしながら、この時点では、 「DNAは細長く、らせん構造かもしれない」という予測 しか立てることができませんでした。
DNAは「二重のらせん構造」
そこでこれらの結果を踏まえて、また新たな科学者が実験に取り組みます。それが ワトソン と クリック です。
ワトソンとクリックは実験によって、 アデニンとチミン、グアニンとシトシンがそれぞれ結合して、二重らせん構造をとっている のではないかと考えました。
さらにワトソンとクリックは様々な実験を行い、ついに1953年に「DNAは 二重らせん構造 である」ということを発表しました。
上の写真のような、DNAの二重らせん構造を、みなさんも見たことがあるのではないでしょうか。次のポイントでは、この二重らせん構造について、詳しくみていきましょう。
今回は、DNAがいったいどのような立体構造をしているのか、詳しくみていきます。