高校生物基礎
5分で解ける!遺伝子(テスト1、第2問)に関する問題
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問題
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問題の解説授業
「A:T=G:C=1:1」のシャルガフの規則
DNAの塩基には、アデニン(A)・チミン(T)・グアニン(G)・シトシン(C)という4種類がありましたね。これらはシャルガフの実験によって、アデニンとチミン、グアニンとシトシンはそれぞれ同じ割合が含まれているということがわかりました。「A:T=G:C=1:1」となる規則を シャルガフの規則 と言いましたね。
まずは、表のヒトの塩基について見てみましょう。シトシンが30%であることから、シトシンと同じ割合である グアニンも30%である ことがわかります。そして、シトシンとグアニンを合わせると全体の60%を占めることから、残り40%がアデニンとチミンであることがわかります。よって、 アデニンとチミンはそれぞれ20% となります。
結核菌も同様に考えると、グアニンが15%であることから、グアニンと同じ割合である シトシンも15%である ことがわかります。そして、グアニンとシトシンを合わせると全体の30%を占めることから、残り70%がアデニンとチミンであることがわかります。よって、 アデニンとチミンはそれぞれ35% となります。
演習2は、表中の値を求める問題です。