高校生物基礎
5分でわかる!タンパク質の立体構造(アミノ酸)
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この動画の要点まとめ
ポイント
タンパク質の立体構造(アミノ酸)
これでわかる!
ポイントの解説授業
今回は、その タンパク質の立体構造 に注目して解説していきます。
翻訳で使われるアミノ酸は20種類
まず、タンパク質をつくっているアミノ酸について詳しくみていきます。
mRNAの情報から、アミノ酸が指定され、タンパク質が合成される過程を 翻訳 といいましたね。その翻訳で使われるアミノ酸の種類は 20種類 と数が決まっています。
「アミノ基」と「カルボシル基」が共通
20種類のアミノ酸には共通構造があります。図の左側の囲みの アミノ基 と、右側の囲みの カルボキシル基 の2つの部分です。
ほとんど共通構造なのに20種類もの数があるのは、図の R の部分がそれぞれ異なるからなんです。アミノ酸は、 アミノ基 と カルボキシル基 を共通でもち、Rの部分が異なることをおさえておきましょう。
タンパク質には、透明なクリスタリンや、弾力性のあるコラーゲンなど、様々な種類がありました。これらタンパク質は、アミノ酸が 立体構造 をつくることにより構成されるものでしたね。