高校生物基礎

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5分でわかる!植物細胞の分裂期

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この動画の要点まとめ

ポイント

植物細胞の分裂期

高校 生物基礎 遺伝子19 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ここでは植物細胞の分裂期について説明していきます。動物細胞と比較しながら見ていきましょう。

植物細胞には「中心体」がない

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植物細胞でも、間期に核内で複製されたDNAが、分裂期の 前期 という時期に入ると、ギューっと凝縮され図のような太い束の 染色体 へと変わっていきます。

高校 生物基礎 遺伝子19 ポイント2 図の左1~2番目
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そして、中期では 赤道面 と呼ばれる核の中央部分に二つの染色体が並びます。ここまでは、動物細胞と同じです。

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異なる点は、植物細胞には 中心体 がないということです。そのため植物細胞では、両極から染色体に向かって 紡錘糸 が現れます。

「細胞板」によって細胞質分裂が起こる

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後期 では、並んだ染色体が紡錘糸によって引っ張られ、上下に分かれていきます。

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さらに 終期 では、上下に分かれた染色体がそれぞれ集まり、束状だった染色体がどんどんほぐれていきます。染色体の周りには膜ができ、核ができていきます。

高校 生物基礎 遺伝子19 ポイント2 図の左から1~4番目
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後期・終期では、ここまでが動物細胞と共通していますが、1つ注目してほしいポイントがあります。

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動物細胞の終期 では、赤道面あたりに くびれ ができることで 細胞質分裂 が起こりました。しかし、 植物細胞の終期 では、 細胞板 という板によって細胞自体が上下に分かれて 細胞質分裂 が起こります。

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実は、この細胞板は、細胞壁と同じ成分であるセルロースでできています。 植物細胞では、細胞がくびれるのではなく、一番外側にある細胞壁がしきりになって上下に分かれていく と考えることができます。

高校 生物基礎 遺伝子19 ポイント2
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そして、最後には細胞が完全に2つにわかれ、2つの細胞ができあがります。それぞれの細胞は、またDNAを複製するための準備期間であるG1期にまた入っていくわけです。

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

植物細胞の分裂期
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