高校生物基礎
5分でわかる!ヒトのゲノム①
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この動画の要点まとめ
ポイント
ヒトのゲノム①
これでわかる!
ポイントの解説授業
短いDNA鎖が断片状に連なって存在
ゲノムは図のように、短いDNA鎖が断片状に連なって存在しています。
DNAが一続きの長い鎖状構造をしているようにイメージしている方も多いと思いますが、実際には 断片状 に連なっているのです。
ヒストンにDNAが絡んだ「ヌクレオソーム」
一つの断片にフォーカスをあてて、さらに拡大してみてみましょう。
DNAは ヒストン と呼ばれるタンパク質に絡みつく形でまとまっています。この絡んだ状態の1まとまりのことを ヌクレオソーム と呼びます。
染色体23本がヒトのゲノムの1セット
細胞が分裂するときには、DNAの断片がギューっと凝縮されて、まとまりましたね。 染色体 と呼ばれる状態です。
DNAの断片は 23本 あり、染色体も 23本 存在することになります。 染色体23本がヒトのゲノムの1セット となります。 核内には母由来、父由来のゲノムがあるので、合計で46本の染色体がある ことになりますね。
ゲノムとは、生物の全ての性質を決定する遺伝情報の1セットのことを言いましたね。核内のゲノムは、いったいどのような状態で存在しているのでしょうか?