中3数学
5分で解ける!整数問題の証明1(偶数・奇数)に関する問題
- ポイント
- 例題
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
証明はハンバーガーをイメージして書く
与えられた数を「文字でおく」 ことから始めよう。
偶数と奇数を文字で表そう
では、何を文字でおけばいいかわかるかな?
この問題には「2つの整数」が登場するね。
「2つの整数」は「偶数」「奇数」だと書いてある。
「偶数」「奇数」を文字でおくと、
偶数は2m、奇数は2n-1とおけるね。(m、nは整数)
(偶数)+(奇数)の計算を進めよう
偶数と奇数を文字で表したら、今度は、ハンバーガーのメイン、肉の部分にいこう。
文字を使って、式をつくり、計算を進めればいいんだね。
証明するのは、 「偶数と奇数の和は奇数になる」 だから、この部分を式にしよう。
(偶数)+(奇数)=(奇数) だね。
偶数と奇数は、いま2m、2n-1とおいているから、
(偶数)+(奇数)
=2m+(2n-1)
=2m+2n-1
= 2(m+n)-1
(偶数)+(奇数)の答えが(奇数)であることを示そう
計算を進めたら、ハンバーガーの最後、下のパンの部分だよ。
結論を書いていこう。
いま結論で証明したいのは 「偶数と奇数の和は奇数になる」 だね。
(偶数)+(奇数)= 2(m+n)-1 だったから、
2(m+n)-1が奇数であればいい わけだね。
すると、m+nは整数だから、2(m+n)-1=2×(整数)-1=(奇数)となって、
きちんと 「偶数と奇数の和は奇数になる」 ことが証明できるわけだね。
「2つの整数が偶数と奇数のとき、その和は奇数になる」ことを証明する問題だね。
整数に関する証明問題は、ポイントに従って ハンバーガーをイメージして書いていく よ。
まずは上のパンの部分。