中3数学
5分で解ける!道路の面積を求める問題に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
S=(全体の面積)-(池の面積)で表せる
道路の面積Sは、 全体の面積から池の面積をひく ことで求められるよ。
つまりS=(全体の面積)-(池の面積)だね。
これを文字の式で表していこう。
(全体の面積)と(池の面積)を求めよう
まず、池の面積は簡単だね。半径がrmの円だから
(池の面積)=πr2
次に、全体の面積について、図を見ながら考えよう。
半径rmの池の周りを、幅amの道路が囲んでいるわけだね。
全体の半径は、r+aだから、
(全体の面積)=π(r+a)2 だね。
必要なものを文字で表すことができたから計算していこう。
S=(全体の面積)-(池の面積)
=π(r+a)2-πr2
=π(r2+2ar+a2-r2)
=π(2ar+a2)
S=aℓのカタチに近づける
最終的に何を証明したいかというと、 S=aℓ だったね。
だから、S=π(2ar+a2)の右辺をaでくくって
S=a×π(2r+a)
つまり、 2r+a=ℓを示すことができれば、証明が完了する わけだね。
ℓをrとaで表すと・・・
では、ここでℓについて考えよう。
ℓは円周の長さだから、その直径に注目しよう。
ℓはちょうど道の真ん中を通っているわけだから、図を見ながらこの直径の長さを考えると、
ℓ=π(2r+a) だね。
これを
S=a×π(2r+a)に代入すると
S=aℓ
これで証明ができたね。
今度は円形の池を取り囲む「 道路の面積 」の問題だね。
例題と同じように、池の周りを囲むように作られた道路の面積を求めるためには、「 全体の面積から池の面積をくりぬく 」という考え方をしよう。