高校生物基礎

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5分でわかる!恒常性と体液

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この動画の要点まとめ

ポイント

恒常性と体液

高校 生物基礎 体内環境の維持1 ポイント1 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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いよいよ第3章「体内環境の維持」について学習していきます。

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生物が生物であるための共通点は6つありましたね。
①細胞
②代謝
③恒常性
④変化への受容と反応
⑤生殖
⑥進化

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第3章「体内環境の維持」では、上にあげた特徴のうちの 「③恒常性」 に注目していきます。

恒常性(ホメオスタシス)=体内の状態を一定に保つこと

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「恒常性」という言葉の意味をみなさんは覚えていますか?
恒常性 とは、別名 ホメオスタシス と呼ばれ、 体内の状態を一定に保つこと を指します。

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例えば、ヒトの 恒常性 について考えてみましょう。

高校 生物基礎 体内環境の維持1 ポイント1 左図のみ
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ヒトは、周囲の気温が上がったり下がったり、あるいは湿度が上がったり、下がったりしても、体温や血圧が大きく変わることはありませんね。もし環境変化に伴って、ヒトの体温が大きく変わってしまうと、細胞は適切に働くことができなくなってしまうからです。

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ヒトが体外環境に大きく影響されず体温を調節する働きは、まさに体内の状態を一定に保つ 恒常性 の一例ですね。

体全体を循環する体液の役割

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では、どのようにしてヒトは体温を一定に保っているのでしょうか。

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例えば、周囲の気温が下がれば、ヒトは体温を下げないよう熱を起こさなければなりません。しかし、全身のどこでも熱が作れるかというと、そうではありません。筋肉や肝臓など、熱がつくれる器官は限られているのです。

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一部の器官がつくる熱を全身に行きわたらせるには、運ぶ役割が必要ですね。次の図をみてください。

高校 生物基礎 体内環境の維持1 ポイント1 左図と右図のみ
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細胞の周りを 体液 が満たしています。この体液こそが運ぶ役割を担います。つまり、体液が体全体を循環することで、一部の器官がつくった熱を全身に行きわたらせ、体温を安定的に保っているのです。

高校 生物基礎 体内環境の維持1 ポイント1
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恒常性を保つには、体液の存在が非常に重要になってくるということをおさえておきましょう。

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ポイント2で、体液の種類について説明していきます。

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

恒常性と体液
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      体内環境の維持

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