高校生物基礎
5分でわかる!自己と非自己
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この動画の要点まとめ
ポイント
自己と非自己
これでわかる!
ポイントの解説授業
幼児期までに体にないものが非自己(抗原)
「異物とは何か」を考えるには、 自己と非自己 の違いがカギになってきます。
自己というのは、自分の体内にあるものを指すのですが、それはいつ決まるのでしょうか。生まれる前でしょうか、それとも生まれた後でしょうか。
実は幼少期と呼ばれる 生後6ヶ月〜1歳 までに自己は決まります。つまり、 生後6ヶ月〜1歳 までに体内にある成分は、体にとって 自己 と認識され、その時点で体内にないものは 非自己 、つまり異物と認識されるのです。
非自己は 抗原 とも呼ばれ、抗原を排除する働きが 免疫 となります。
体内に侵入した異物を排除するのが免疫でした。しかし、「そもそも異物とは何か」を考えてみると、異物とそうではないものの境界線が難しいと思いませんか?