高校生物基礎
5分でわかる!肝臓の構造
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この動画の要点まとめ
ポイント
肝臓の構造
これでわかる!
ポイントの解説授業
「肝動脈」と「肝静脈」
まずは図の右側をみてください。肝臓を出入りしている太い管が3本あるのが確認できますね。
左上の管は血液が通る 肝動脈 で、肝臓に栄養や酸素を送り込んでいます。この血液はそれぞれの肝小葉へと流れ込んでいき、 中心静脈 に集まりましたね。さらに中心静脈も合流していき、最終的には図の右上の管の 肝静脈 へと流れ出ていきます。
小腸からの毛細血管が束になった「肝門脈」
肝臓にはもう1つ、下側に管がありますね。
この管は、 肝門脈 といいます。肝門脈は、小腸からの毛細血管が束になったもので、肝臓へと流れ込んでくる血管です。
胆汁を集める「胆のう」
また右図の肝臓の脇には、小さな袋状の構造がありますね。
この袋は 胆のう と呼ばれます。肝小葉は、消化液の1つである 胆汁 を 胆管 へと流していましたね。胆汁は、いきなり消化管へと流れ込むのではなく、 胆のう と呼ばれる部分に一度集められます。
肝臓は 肝動脈 ・ 肝静脈 ・ 肝門脈 という3本の管と、胆汁をためておく 胆のう によってできていることをおさえておきましょう。
肝臓は、肝細胞、肝小葉によって構成されています。この肝臓は体内でどのような管とつながっているのでしょうか。