高校生物基礎
5分で解ける!自律神経:交感神経・副交感神経に関する問題
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練習の解説授業
アクティブの交感神経 リラックスの副交換神経
体温や体液濃度に変化が生じたとき、その変化を認識しているのは右脳と左脳の間にある 間脳視床下部 でしたね。
間脳視床下部が様々な変化を認識すると、副交感神経と交感神経を通じて様々な器官に働きかけが行われ、神経の末端からは神経伝達物質が出されます。交感神経の神経伝達物質が ノルアドレナリン で、副交感神経の神経伝達物質が アセチルコリン でしたね。その神経伝達物質が交感神経と副交感神経のどちらから出されたものなのかによって、器官がもたらす作用は異なります。
交感神経が優位なとき、つまり興奮やストレスがかかったときというのは、心臓はドキドキし 拍動は促進 されますが、お腹が減ることはあまりなく、胃の 消化管運動は抑制 されます。
私たちの周囲の環境は常に変動しています。変動に対して体内環境を一定の範囲内で維持していかないと、生命活動に必要な代謝を安定的に行うことができません。