高校生物基礎
5分でわかる!血糖量調節
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この動画の要点まとめ
ポイント
血糖量調節
これでわかる!
ポイントの解説授業
正常状態の血糖値は100mg /100mL
血糖量 とは、 血液中に含まれるグルコースの量 のことです。特に 血液100ml中に含まれるグルコース(mg)の割合 を 血糖値 といい、ヒトの正常状態の血糖値は、 100mg /100mL 程度です。つまり、健康なヒトは、100 mLの血液中に100 mgのグルコースが含まれているということです。
血糖値がこの正常値100mg /100mL程度に保たれているからこそ、ヒトの細胞はいつでもグルコースを取り入れ、エネルギーへと変えることができるわけです。もし、血糖値が上がりすぎている場合や下がりすぎている場合には、調節が必要になりますね。
今回の授業では特に血糖値が正常値より低下している場合の調節を詳しく解説していきます。 低血糖からの調節には、5種類のホルモンが働きます が、このうちの2種類のホルモンについて次のポイントでみていきましょう。
恒常性を維持するホルモンが、どこで産生され、どのように細胞や器官に作用するかを学習してきましたね。今回からはいよいよ、 血糖量調節 に関わるホルモンの働きをみていきましょう。