高校生物基礎
5分でわかる!血糖を上げるホルモン
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この動画の要点まとめ
ポイント
血糖を上げるホルモン①~④
これでわかる!
ポイントの解説授業
4つのホルモンの共通点は?
これまでの授業では、5種類のホルモンのうち アドレナリン ・ グルカゴン ・ 成長ホルモン ・ チロキシン について学習してきました。この4つのホルモンは、経路に違いこそあるものの、最終的な作用である「肝臓のグリコーゲンを分解して、グルコースにする」という点は共通していましたね。。
またこれらの4つのホルモンの特徴として、アドレナリン・グルカゴン・成長ホルモンは ペプチドホルモン 、チロキシンは アミノ酸ホルモン によってできている点があげられます。
5つ目のホルモンは「タンパク質」を利用!
今回説明する、5つ目のホルモンは、ペプチドホルモンやアミノ酸ホルモンではなく、脂質系の ステロイドホルモン でできています。さらに、他の4つと決定的に違う点として、グルコースの材料として タンパク質を利用する ということがあげられます。
次のポイントで、5つ目のホルモンについて詳しくみていきましょう。
血糖値が正常値100mg /100mL程度に保たれているからこそ、ヒトの細胞はいつでもグルコースを取り入れ、エネルギーへと変えることができます。血糖値が上がりすぎている場合や下がりすぎている場合には、調節が必要になりますね。特に 低血糖の調節 では、 5種類のホルモン が働くのでした。