高校生物基礎
5分で解ける!生物の多様性(テスト1、第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
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問題の解説授業
光合成曲線の読み方をチェック
A,Bのどちらが陽葉で、どちらが陰葉かを選ぶには、光の強さが0の状態に注目します。光の強さが0ということは光合成はできず、植物は呼吸のみを行っていますね。陽葉の方が葉に厚みがあるので、単位面積あたりの細胞数が多く、呼吸による二酸化炭素の排出量が多くなってしまいます。
二酸化炭素の排出量が多いと、グラフの縦軸はマイナスの値になります。つまり、呼吸速度が高い陽葉は、光の強さが0の状態では、グラフでより下にくるのです。
よって A:陽葉 B:陰葉 となります。
A(陽葉)はXの光の強さにおいて、光合成速度が呼吸速度を上回っていません。つまり、光合成によって吸収する二酸化炭素量が、呼吸で排出する二酸化炭素量に追いつかないため、枯れてしまうのです。
B(陰葉)は、光合成速度が呼吸速度を上回っているので、十分に生育することができます。
よって、 A:枯れる B:生育する が答えとなります。
横軸に光の強さ、縦軸に光合成速度(単位面積当たりの二酸化炭素吸収量)をとった「光合成曲線」のグラフです。