高校生物基礎
5分でわかる!雨緑樹林
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この動画の要点まとめ
ポイント
雨緑樹林
これでわかる!
ポイントの解説授業
平均気温が高く、降水量も多い
熱帯多雨林・亜熱帯多雨林と比べると、降水量は少なくなるものの、他の地域より雨がよく降る地域になります。
乾季と雨季がある環境で見られる
雨緑樹林が広がる熱帯、亜熱帯の地域には、雨の降り方に特徴があります。 乾季 と 雨季 があるのです。
日本でも乾燥する季節や、湿気が強い季節がありますが、そんな生半可なものではありません。熱帯、亜熱帯の地域の乾季は地域にもよりますが、大体3か月くらい雨が降らない時期が続くこともあるのです。
厳しい乾季に適応するため、雨緑樹林の植物がとっている対策は 落葉 です。葉の表面からの水分喪失を防ぐため、乾季になると葉を落とすのです。
乾季以外の季節には水分もあり、十分に光合成が行えるので、雨緑樹林では 落葉広葉樹 が発達しています。代表的な樹木としては、 チーク をおさえておきましょう。写真のように、乾季のチークは葉を落としていますね。
次に 熱帯、亜熱帯 に見られる森林のバイオームである 雨緑樹林 についてみていきます。雨緑樹林は、熱帯多雨林・亜熱帯多雨林と同様に、 年平均気温が非常に高い地域 です。