高校生物基礎
5分でわかる!食物連鎖
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この動画の要点まとめ
ポイント
食物連鎖
これでわかる!
ポイントの解説授業
生産者 ➔ 一次消費者 ➔ 二次消費者
図の左上には、生態系において唯一、無機物から有機物を作ることができる 生産者 が示されています。生産者は、光合成をする植物などが例になりますね。生態系に無機物から有機物を供給していける生産者が、生態系の起点になるわけです。
生産者から有機物を得る生物のことを消費者といいました。消費者のうち、直接生産者を食べる消費者のことを 一次消費者 といいます。図では、生産者から消費者のほうに矢印が向いていますね。生産者が消費者の体内に取り込まれるイメージです。
模式図において、食べられるという関係は食べられる側から食べる側に矢印を書くことで表現することに注意してください。
一次消費者は、一次消費者を食べる 二次消費者 によって捕食されます。例えば、植物(生産者)を食べる草食動物(一次消費者)が、肉食動物(二次消費者)に食べられるということをイメージしてください。
生産者から二次消費者までの関係は 食物連鎖 と呼ばれます。
遺骸や排泄物から有機物を得る分解者
栄養段階には、生産者、消費者のほかに 分解者 もいましたね。分解者は生産者の遺骸や一次・二次消費者の遺骸や排泄物から有機物を得ています。
一次消費者は生産者が合成した有機物を直接的に得ている生物であり、二次消費者は生産者が合成した有機物を間接的に得ている生物だという違いに注意してください。
生産者、消費者、分解者が、生態系でどのように関わりあっているかを模式図をもとに解説していきます。