温室効果ガスとは、熱エネルギーをとどめやすい気体です。二酸化炭素以外には、メタンがありました。二酸化炭素だけでなく、牛のゲップに多く含まれるメタンも、大きな問題になっています。

地球全体の平均気温が上昇すると、それまで温帯の植物が分布できなかった寒い地域に植物が生育するようになります。つまり、高地・高緯度に分布拡大するのです。

サンゴ礁は、サンゴ虫と褐虫藻が共生している姿でした。海水温の上昇により、褐虫藻の光合成効率が低下すると、サンゴ虫との共生関係が解消されます。するとサンゴ礁から褐虫藻が追い出され、サンゴ礁の色が失われます。これを白化現象と呼びました。