高校生物
5分で解ける!細胞(テスト1、第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習1
解説
これでわかる!
問題の解説授業
SRPがシグナル配列を認識
DNA+ヒストン=ヌクレオソーム
真核生物の場合、DNAは核内に存在しています。
このとき、ほとんどのDNAはヒストンというタンパク質に結合しながら存在しています。
DNAとヒストンが結合した構造体を、ヌクレオソームといいます。
そして、ヌクレオソームが凝集するとクロマチン繊維になり、クロマチン繊維がさらに凝集すると染色体と呼ばれるようになるのです。
ヌクレオソーム → クロマチン繊維 → 染色体
染色体が構成されていくプロセスも一緒に覚えておきましょう。
リグニンで木化、スベリンでコルク化
植物のもつ細胞壁の主な成分は、セルロースです。
この細胞壁に、特定の物質が蓄積されると、特徴的な現象が起こることがありましたね。
まず、細胞壁中にリグニンが蓄積すると、木化という現象が起こります。
これに対して、スベリンが蓄積すると、コルク化という現象が起こります。
ところで、植物がコルク化を起こすとどのような利点があるのでしょうか。
木肌がコルク状になると、植物から水分が抜けるのを効率的に阻止することができます。
つまり、コルク化によって、植物は乾燥に強くなるのです。
そのため、夏に乾燥状態になるような気候(地中海性気候)で生育する植物には、コルク化したものが多く見られます。
このような植物としては、コルクガシなどが有名です。
RNAにアミノ酸が連結されてタンパク質が合成されることを、翻訳といいました。
SRPは、シグナル認識粒子といい、タンパク質がもつアミノ酸配列のある部分を認識するのでしたね。
SPRがアミノ酸配列を認識して結合する領域は、シグナル配列と呼ばれます。