高校生物
5分で解ける!細胞(テスト1、第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習2
解説
これでわかる!
問題の解説授業
植物細胞は、水の次に糖質を多く含む
なぜ、植物には糖質が多く含まれるのでしょうか。
植物は動物と異なり、細胞の周りに細胞壁をもっています。
細胞壁はセルロースという糖質で構成されているので、細胞の中に多く含まれているのでした。
真核生物の転写は核内
転写とは、DNAのもつ遺伝情報からmRNAが作られることを指します。
一方、翻訳とは、mRNAのもつ遺伝情報がアミノ酸配列に変換されて、タンパク質が合成されることです。
このような一連の流れを、セントラルドグマといいましたね。
真核生物の場合、転写は核内で行われています。
しかし、翻訳は、mRNAが核外に出た後に、細胞内にあるリボソームで行われます。
よって、答えは×ですね。
紡錘糸は微小管でできている
細胞分裂の様子を思い出しましょう。
染色体が出現して、細胞の赤道面あたりに集まる時期を中期といいましたね。
中期になると、細胞の両極にある中心体から紡錘糸が伸びてきて、染色体を両極に引っ張ります。
すると、染色体は2つに分かれ、新しい細胞に均等に分配されます。
この紡錘糸は、3種類ある細胞骨格のうちの1つから構成されていました。
その細胞骨格とは、微小管です。
よって答えは〇ですね。
ちなみに、細胞骨格には他にも、中間径フィラメント、アクチンフィラメントがあります。
あわせて覚えておきましょう。
チューブリンは微小管
チューブリンは、微小管を構成しているタンパク質です。
よって答えは、×ですね。
中間径フィラメントも細胞骨格の1つですが、ケラチンというタンパク質でできています。
また、もうひとつの細胞骨格であるアクチンフィラメントは、アクチンというタンパク質でできています。
3種類の細胞骨格と、それらを構成しているタンパク質の名称をはセットで覚えましょう。
細胞には、様々な物質が含まれています。
そのうち、動物細胞と植物細胞の両方に、最も多く含まれているのは水でしたね。
植物が水の次に多く含んでいるのは糖質なので、答えは〇です。