高校生物
5分で解ける!エンドサイトーシスとエキソサイトーシスに関する問題
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解説
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練習の解説授業
エンドサイトーシスとエキソサイトーシスをおさえよう
エンドサイトーシスを行う細胞にはどのようなものがあるでしょうか。
例えば免疫細胞は、生体内に侵入した異物を取り込んで、その情報を提示する働きをしています。
代表的なものは、白血球の一種であるマクロファージです。
大きい物質を、細胞膜上の膜タンパク質を介さずに細胞外へ分泌する場合を考えてみましょう。
細胞内で合成された大きい物質は、細胞膜と同じリン脂質で包まれて存在しています。
物質が細胞膜に近づくと、物質を包むリン脂質が細胞膜とくっつき、一体化します。
こうして、物質が細胞膜を透過するのです。
このような現象を、エキソサイトーシスといいます。
エキソサイトーシスを行う細胞にはどのようなものがあるでしょうか。
細胞内で合成される大きい物質として代表的なものは、タンパク質です。
タンパク質は、ホルモンの構成成分でもあります。
しかし、ホルモンがその性能を発揮するためには、細胞外の血中へ分泌される必要があります。
このように、ホルモンを作り分泌する細胞を、ホルモン産生細胞といいます。
ホルモン産生細胞は、具体的にどのようなところに存在するのでしょうか?
代表的なものは、脳下垂体の前葉や、膵臓にあるランゲルハンス島です。
あわせて覚えておきましょう。
大きい物質は、細胞膜上にある膜タンパク質を通過することができません。
そのような場合、細胞は細胞膜で物質を取り囲むことで、内部に取り込みます。
このような現象を、エンドサイトーシスといいます。