高校生物
5分でわかる!原形質流動に関わるもの
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この動画の要点まとめ
ポイント
原形質流動に関わるもの
これでわかる!
ポイントの解説授業
アクチンフィラメント上を移動するミオシン
下の植物細胞の中に、少し色の濃い丸い粒がいくつか見えますね。
これは光合成を行う葉緑体です。
光学顕微鏡などで植物細胞をずっと観察すると、この葉緑体が動いていることが観察できます。
このように、細胞内の細胞小器官が動く現象を、原形質流動といいます。
原形質流動は、勝手に起こる現象ではなく、やはりモータータンパク質が大きく関わっています。
下の図は植物細胞の模式図です。
植物細胞の中には、アクチンフィラメントという細胞骨格が、レールのように張り巡らされています。
図中に2つ、アクチンフィラメントに接した8の字の構造物が描かれているのが分かりますか?
この構造物が、モータータンパク質です。
このモータータンパク質をミオシンといいいます。
そして、ミオシンがアクチンフィラメント上を移動するためにはATPから得られるエネルギーが必要となります。
モータータンパク質は原形質流動にも関わっています。
詳しく見ていきましょう。