高校生物
5分で解ける!タンパク質の働き:細胞内輸送に関する問題
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
3種類のモータータンパク質を覚えよう
モータータンパク質が移動するには、必ずエネルギーが必要です。
そのエネルギーは、ある物質を分解することによって得ることができます。
その物質はATP、アデノシン三リン酸です。
モータータンパク質を動かすだけでなく、生体のすべての活動は、このATPから得られるエネルギーによって維持されているのです。
ミオシンは、モータータンパク質の一種です。
ミオシンは、アクチンフィラメントの上を移動することが知られています。
このように、ミオシンによって細胞小器官が移動する現象を、原形質流動といいます。
モータータンパク質は、細胞内輸送にかかわるタンパク質です。
様々な物質と結合した状態で細胞骨格の上を移動し、物質輸送を行う特徴があります。
モータータンパク質のうち、微小管の上を移動するものは、キネシンとダイニンです。
キネシンとダイニンはそれぞれ逆方向に移動し、一方向にのみ物質を輸送します。