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5分でわかる!チャネル形成結合

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この動画の要点まとめ

ポイント

チャネル形成結合

高校 生物 細胞29 ポイント3 全部 空欄埋める

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回は細胞接着の1つ、チャネル形成結合について見ていきます。

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これまで紹介した密着結合、固定結合は細胞どうしをつなげる結合でしたね。
しかし、よりたくさんの細胞が集まって機能するためには、細胞どうしで物質をやり取りする方法が必要になってきます。

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例えば、肝臓は、約50万個の肝小葉からできています。
そして、肝小葉は、約50万個の肝細胞が集まってできています。
1つの器官は、ものすごい数の細胞からできているわけですね。
そして肝臓は、肝細胞がただ単に接着して集まっただけではありません。
細胞どうしで物質のやり取りを行ったり、様々な役割を分担することによって機能しています。

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このように、細胞どうしでの物質のやり取りを行う結合が、チャネル形成結合です。

コネキシンがつくるギャップ結合で物質輸送

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チャネル形成結合には、どのようなタンパク質がかかわっているのでしょうか?
下の隣り合った2つの細胞を見ると、3つのトンネルのような構造がつないでいますね。

高校 生物 細胞29 ポイント3 図
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このような結合をつくっているのが、コネキシンというタンパク質です。
コネキシンによって、細胞どうしは物質のやり取りを行うことができます。
チャネル形成結合の中でも特に、コネキシンによって物質を細胞間で輸送する結合を、ギャップ結合といいます。

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先ほど、チャネル形成結合を説明するときに肝臓を例にあげましたね。
肝臓は動物細胞の1つですが、植物細胞間でも同じ結合を見ることができます。
植物細胞間の物質輸送を行う結合を、原形質連絡といいます。
原形質連絡は、細胞壁に関する授業で登場しましたね。

高校 生物 細胞29 ポイント3 全部 空欄埋める

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

チャネル形成結合
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