高校生物
5分で解ける!細胞(テスト3、第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習2
解説
これでわかる!
問題の解説授業
三次構造が分子間力で集まると四次構造
三次構造がさらに集まると、四次構造になります。
このとき、三次構造の間には、ある力が働いています。
その力とは、分子間力です。
よって答えは、×です。
ちなみに、タンパク質の立体構造において水素結合が生じるのは、二次構造を形成するときです。
補酵素は酵素反応に欠かせない非タンパク質
酵素の中には、活性を示すために、補酵素を必要とするものがあります。
このとき、補酵素が結合するタンパク質部分を、アポ酵素と呼ぶことがあります。
アポ酵素は、酵素の働きを促進するものではなく、酵素の働きに必要不可欠なものです。
また、アポ酵素はタンパク質でできていますが、補酵素は非タンパク質です。
そのため補酵素は、熱に強い、分子が小さいなどの特徴がありました。
よって答えは、×です。
抗体は可変部で抗原と結合する
抗体は、免疫にかかわるタンパク質です。
抗体は、B細胞から分泌され、アルファベットのYのような形をしていました。
抗体の先端部であり、二股に分かれている部分を可変部といいます。
抗体は、可変部で抗原と結合します。
よって答えは、〇です。
可変部は、その構造を様々に変えることができます。なぜでしょうか?
抗原には、とてもたくさんの種類があります。
しかし、抗原に結合する可変部が1種類の構造しかもたない場合、1種類の抗原にしか結合できません。
これでは、抗原を排除するうえで効率が悪いですよね。
抗体は、侵入してくる様々な抗原に対抗できるように、可変部の構造を様々に変えることができるのです。
これを遺伝子再編成といいましたね。
タンパク質は、多数のアミノ酸が結合した物質でしたね。
タンパク質の三次構造は、二次構造が S-S結合(ジスルフィド結合) でつながったものです。