5分でわかる!猿人と原人
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この動画の要点まとめ
ポイント
ポイントの1つ目は「猿人と原人」です。
化石人類の中で、まずは 猿人と原人 に注目します。
猿人と原人が使っていた 道具 に注目しながら、
それぞれの特徴をおさえましょう!
こちらを見てください。
猿人は礫石器を使った!
左側のイラストを見てください。
猿人が使っていた 打製石器 です。
猿人は石と石とをガツッとぶつけて、簡単な道具を作りました。
当時、猿人が使っていた打製石器を特に 礫石器 といいます。
もう一度、礫石器のイラストを見てください。
道具というより ただの石ころのように見えませんか?
はっきりいって 自然の石ころと同じです。
直立二足歩行ができるようになったばかりの猿人は、
まだ脳がそれほど大きくありませんでした。
道具を加工できるような知恵がまだなかったのです。
代表的な猿人|アウストラロピテクス
代表的な猿人に アウストラロピテクス (「南のサル」)がいます。
アウストラロピテクスは礫石器を使っていました。
礫石器は自然の石ころと同じだと覚えておきましょう。
原人はハンド=アックスを使った!
人類が猿人から原人に進化すると、
脳の発達に伴い より優れた石器が作られました。
こちらを見てください。
左側のイラストを見てください。
原人が使った道具、 ハンド=アックス (握斧)です。
礫石器に比べて 尖っている のが分かりますか?
原人は丸い石ころを削りとり、 先が尖った鋭利な道具を作ったのです。
ハンド=アックスは 狩り などで使用されました。
代表的な原人|ホモ=ハビリス、ジャワ原人、北京原人
代表的な原人は次の3つです。
ホモ=ハビリス (「器用な人」)、 ジャワ原人 、 北京原人 。
なかでも ジャワ原人 と 北京原人 はテストで頻出です。
特に、北京原人は 火を使用していた ことで知られています。
テストで「火を使用したことで知られる原人は?」と聞かれたら「 北京原人 」と答えられるようにしておきましょう!
先史時代の2回目。
今回は 化石人類の登場 がテーマです!
前回の授業で学習した 猿人・原人・旧人・新人 をまとめて 化石人類 といいます。