高校世界史B
5分でわかる!エジプトをみる視点
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この動画の要点まとめ
ポイント
エジプトをみる視点
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「ノモスの成立とファラオの登場」です。
こちらを見てください。
「エジプトはナイルのたまもの」
みなさんは 「エジプトはナイルのたまもの」 という言葉を聞いたことがありますか?
「たまもの」とは「贈り物、プレゼント」という意味です。
つまり ナイル川のおかげでエジプトは繁栄できた ということを表現しています。
ギリシアの歴史家 ヘロドトス の言葉です。
ナイル川は定期的に氾濫するのですが、代わりに 上流から栄養たっぷりの土を運んできてくれます。
ナイル川の恵みによって、古代エジプトは繁栄したといえます。
ノモスの形成とファラオの登場
古代エジプトでは、ナイル川の流域に ノモス と呼ばれる小さな集落が形成されました。
ノモスは、メソポタミアの授業で勉強した 都市国家 と同じようなものだと思ってください。
ナイル川の流域に40以上のノモスが形成されたといわれています。
各地に成立したノモスは、やがて統一されていきます。
エジプトを統一した人物は王となり、 ファラオ という王号を使いました。
ファラオとは 太陽神ラーの子 という意味です。
自分を「神の子」と位置づけることで、王は自らを神格化したのです。
初期の古代エジプト文明について、最後にもう1度おさらいです。
まず ナイル川の流域にノモスという小さな集落が形成されます。
ノモスはやがて統一(=エジプト統一)され、統一した人物は王号 ファラオ を名乗りました。
次のポイントでは、ファラオが登場した後のエジプトについて学習します。
古代オリエントの2回目です。
この授業では「古代エジプト」について学習します。