高校世界史B
5分で解ける!エジプトに関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
エジプトをみる視点
エジプトの歴史を見るときに、まず注目すべきは 川 です。
最初の空欄には ナイル川 が入ります。
ナイル川は定期的に氾濫を起こします。
この氾濫によって、上流から栄養素を多く含んだ土が運ばれてきます。
その結果、肥沃な土壌が形成されるのです。
ナイル川のおかげで、エジプトに肥沃な土壌が形成される。
これを 「エジプトはナイルのたまもの」 と表現します。
歴史家 ヘロドトス の言葉です。
ちなみに、「たまもの」とは「贈り物」という意味があります。
ピラミッドはなぜつくられたのか?
ピラミッドは、古王国の時代に建設されました。
長い間、ピラミッドは王の権力の強さを示すものだと考えられてきましたが、
現在の研究では 公共事業の一環である という説が有力です。
農作業ができない時期などに、農民を助けるために行われたとされます。
王の悩み
ここでは、二つの王国に注目します。
中王国 と 新王国 です。
これらの2つの国は、それぞれ王の悩みが異なりました。
中王国 の時代には、王の権力に匹敵するライバルが出てきます。
ヒクソス と呼ばれる民族です。
ヒクソスの侵入により、一時エジプトは支配されてしまします。
そして、このヒクソスを追い出してできたのが 新王国 でした。
新王国の王 アメンホテプ4世 は悩んでいました。
当時、信仰されていた宗教を管理する神官たちが、政治に口出しをしてきたのです。
そこで、アメンホテプ4世は 信仰されていた神様を取り替えることにしました。
その新しい神様を、唯一神 アトン と言います。
アモン神からアトン神 へと切り替えることで、古い神官たちを追い出したわけです。
このように、エジプトをみる時のポイントは3点ありました。
古王国、中王国、新王国、この三つの国の特徴を覚えておきましょう。
高校世界史Bの問題
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- 自立を強める東アジア
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- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回はエジプトについての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。