5分で解ける!古代オリエント(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
空欄A。
メソポタミアに登場した民族で ウル、ウルク などの都市国家を建設した民族は?
正解は シュメール人 です。
空欄B。
シュメール人のあとに登場し、 メソポタミア初の統一国家を建国した 民族は?
正解は アッカド人 です。
アッカド人はメソポタミア統一を果たしたものの 武力に依存した統治を行った ため、
諸民族の反発を招き、滅亡してしまいます。
空欄C。
「 バビロン第一王朝 」「 ハンムラビ王 」がヒントですね。
正解は アムル人 です。
問題(2)
空欄A。
統一前のエジプトでは、各地に 小さな村落 が点在していました。
その村落のことを ノモス といいます。
ノモスは ナイル川の中・下流域 に多く成立しました。
空欄B。
バビロン第一王朝を滅ぼした 民族といえば?
正解は ヒッタイト です。
新王国の時代、エジプトは シリアをめぐってヒッタイトと激しく争いました。
ヒッタイトは 史上初めて鉄製武器を使用した ことでも有名です。
問題(3)
問題文の1行目にある「大国」とは、ここでは ヒッタイトとエジプト のことを指します。
「 海の民 」の侵入によって、シリアからヒッタイトとエジプトが撤退した後、セム語系の民族が活躍しました。
空欄AとBには、シリアで活躍したセム語系民族の名前が入ります。
空欄Aの民族は「 シドン 」「 ティルス 」を拠点に「 海上貿易 」を行いました。
正解は フェニキア人 です。
空欄Bの民族は「 ダマスクス 」を拠点に「 内陸貿易 」を行いました。
正解は アラム人 ですね。
海上貿易で栄えたのが フェニキア人 、内陸貿易で栄えたのが アラム人 。
そして、メソポタミアでバビロン第一王朝をつくったのが アムル人 です。
間違えないように注意してくださいね!
問題(4)
空欄A。
オリエントを初めて統一した という記述に反応しましょう。
正解は アッシリア です。
アッシリアは 被征服民族に対し過酷な統治を行った ため、まもなく崩壊しました。
空欄B。
アッシリア崩壊後、オリエント世界には4王国が分立しました。
メディア 、 新バビロニア 、 リディア 、 エジプト の4つです。
空欄には リディア が入ります。
空欄C。
4王国が分立したオリエント地域も、やがて メディアから独立したある国が統一していきます。
オリエントを再度統一した国といえば?
正解は アケメネス朝ペルシア です。
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第2章「古代オリエント」の確認テストです。
この章で学んだ内容を、問題を解いて確認しましょう!