高校世界史B
5分で解ける!古代オリエント(第3問)に関する問題
- 問題
- 問題
この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
古代オリエントの確認テスト(第3問)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題(1)
②の文章は問題ありません。
ダレイオス1世は アケメネス朝ペルシア全盛期の王 です。
彼は 新都ペルセポリス を建設し、駅伝制を整えるなどの政治を行いました。
正解は ② となります。
③は「ソロモン」ではなく「 モーセ 」ですね。
「出エジプト」の指導者といえばモーセです。
④は「ジッグラト」ではなく「 ピラミッド 」ですね。
ジッグラトは メソポタミアで建設された聖塔 。
エジプトのギザに建立されたのはピラミッドです。
問題(2)
①~④のうち、ハンムラビ法典のイラストはどれか?
正解は ④ です。
ハンムラビ法典は バビロン第一王朝の時代に制定された法典です。
①のイラストは「 死者の書 」です。
一番左側に書かれている人物は 死と復活の神オシリス です。
②は中央に書かれている文字に注目しましょう。
アルファベット に似ていませんか?
フェニキア人が使っていた フェニキア文字 の影響で ギリシア文字 が作られ、 ギリシア文字 がヨーロッパに伝わり アルファベット が作られました。
この流れを知っていれば、メソポタミアで誕生したハンムラビ法典にアルファベットやその祖先が登場するのはおかしい、と判断できます。
ちなみに②は、ギリシア世界の章で勉強する「オストラコン」と呼ばれる陶片です。
③は ロゼッタ=ストーン です。
神聖文字・民用文字・ギリシア文字が記された碑文です。
古代オリエントの問題
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
選択肢を順に確認しましょう。
①ユダ王国の住民は バビロン に強制連行されました。
これを バビロン捕囚 といいましたね。
「エジプト」ではなく「 バビロン 」であれば正解でした。