高校世界史B
5分で解ける!ペルシア戦争とアテネ民主政治の完成に関する問題
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練習の解説授業
ペルシア軍の襲来!
アケメネス朝ペルシア軍の襲来に対し、ある植民市で反乱が起こります。
ミレトスを中心とする イオニア植民市 の反乱です。
この反乱からペルシア戦争がスタートしました。
ペルシア戦争の中でも、アテネが活躍した戦いに注目します。
まずは マラトンの戦い です。
マラトンの戦いでは、アテネの中小市民が 重装歩兵 として活躍しました。
サラミスの海戦 では、アテネの無産市民たちが 船の漕ぎ手 として活躍しました。
最終的に プラタイアの戦い では、アテネとスパルタの連合軍が ペルシア軍を完全に破りました。
アテネ民主政治の完成
ペルシアを破ったアテネは、 民主政治を完成 させることになります。
まずは、ペルシアの再来にそなえて デロス同盟 が作られました。
男性市民が先のペルシア戦争で活躍した ことで市民たちの発言力が高まり、
ペリクレス の時代に民主政治が完成しました。
ポリスの対立
ところがこの後、諸ポリスは互いを攻撃し、争うようになってしまいます。
ポリス同士の争いの最たる例が、 ペロポネソス戦争 です。
スパルタが中心となって結成されたペロポネソス同盟 が、アテネを破りました。
こうしてスパルタは、ギリシア世界のリーダーになりました。
しかし、そのスパルタを テーベ(テーバイ) という街が破ったのです。
ギリシア諸ポリスは、覇権をめぐって互いに争いました。
ペルシア戦争からアテネ民主政治の完成、その後の内乱。
この流れをしっかり覚えておきましょう。
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今回はペルシア戦争とアテネ民主政治の完成についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。