高校世界史B
5分でわかる!アレクサンドロス大王の登場!
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この動画の要点まとめ
ポイント
アレクサンドロス大王の登場!
これでわかる!
ポイントの解説授業
アレクサンドロスの東方遠征
アレクサンドロス大王は 東方遠征 を行いました。
ギリシアからみて、アケメネス朝ペルシアは東側にあることから、
彼がアケメネス朝へ遠征を行ったことを「東方遠征」と呼ぶのです。
大王はまず イッソスの戦い でアケメネス朝を破り、続くアルベラの戦いでも勝利を収めました。
ペルシア王 ダレイオス3世 は、アルベラの戦いに敗れて逃走中、部下に暗殺されてしまいます。
こうして、アレクサンドロス大王は アケメネス朝を滅ぼしたのです。
ここで、アレクサンドロス大王の東方遠征のルートを地図で確認しましょう。
大王はギリシア世界を出発したあと、まず小アジアに進みました。
その後、エジプト、メソポタミア、さらに東はインダス川西岸まで進み、
最終的に ギリシア世界とオリエント世界をまとめることになります。
アレクサンドロス大王は、まったく異なる2つの世界を、どのようにまとめあげたのでしょうか?
こちらを見てください。
アレクサンドリアの建設/ペルシアの儀礼・習慣を導入
大王は各地に アレクサンドリア という名前の町を建設しました。
自分の名前をつけた都市をつくることで 誰が支配者であるかを知らしめたわけです。
また、大王は ペルシアの儀礼や習慣を廃止せず、導入することにしました。
アケメネス朝を征服したからといって、文化まで廃止することはしなかったのです。
さらに コイネー (共通ギリシア語)を公用語としました。
こうした工夫によって、大王は広大な領土をうまくまとめあげたのです。
ギリシア世界とオリエント世界が融合する「ヘレニズム時代」
このように、アレクサンドロス大王の時代に、ギリシア世界とオリエント世界が一つにまとまりました。
これら2つの文化が融合した時代を ヘレニズム時代 といいます。
アレクサンドロス大王の事績、しっかり覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は「アレクサンドロス大王の登場」です。
マケドニアの フィリッポス2世 の死後、彼の息子である アレクサンドロス大王 が登場します。
こちらを見てください。