5分でわかる!人間的で明るい文化
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この動画の要点まとめ
ポイント
ポイントの1つ目は「宗教・文学・歴史」です。
まずは宗教に注目しましょう。
こちらを見てください。
ギリシア神話の題材となった「オリンポス12神」
古代ギリシアで重要な神様といえば オリンポス12神 です。
オリンポス12神は、 オリンポス という山に集まった12の神々の総称です。
この神々を題材にして ギリシア神話 という物語が創られました。
代表的な文学作品/ホメロスの『オデュッセイア』、ヘシオドスの『労働と日々』など
続いて 文学作品 に注目します。
ホメロス という人物は『 イリアス 』『 オデュッセイア 』という作品を手がけました。
この二つの作品は トロイア戦争 と呼ばれる古代の戦争を題材にしています。
多くの人が作り話だと考える中、ホメロスが書いた物語が真実だと信じて発掘を行ったのが、
トロイア遺跡を発見した シュリーマン という考古学者です。
ホメロス以外にも、2人の人物をおさえておきましょう。
ヘシオドス という人物は『 労働と日々 』『 神統記 』を著し、
サッフォー という人物は 恋愛を題材とした詩 をつくりました。
ヘロドトスの『歴史』とトゥキディデスの『歴史』は全く違う!
続いて歴史作品をみてみましょう。
ヘロドトス は、ペルシア戦争を題材に『 歴史 』という本を書きました。
彼は ペルシア戦争をドラマチックに、物語仕立てで書いた ので、ヘロドトスの『歴史』は読み物として非常に面白いものでした。
もう1人、歴史作品を著した人物がいます。
それが トゥキディデス です。
彼も全く同じタイトルの『 歴史 』という本を書きました。
トゥキディデスの『歴史』は、物語性を重視したヘロドトスと異なり 正確性を重視した読み物でした。
戦争に参加した人数は正確なのか、地形はどのような特徴だったのか...
テゥキディデスは 正しい歴史書 を書くことに重点を置いたのです。
以上、ギリシア文化の宗教・文学・歴史に注目して紹介しました。
代表的な作品とその作者をセットで覚えておきましょう。
ギリシア世界の5回目。
今回は「ギリシア文化(文学・芸術)」について学習します。