5分で解ける!ギリシア世界(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
②クノッソス宮殿は、クレタ島に残された クレタ文明の遺跡です。
クレタ文明はエーゲ文明の一つ なので、 ② が正解です。
③リュクルゴスは スパルタ で改革を行った人物なので、③は誤り。
④デロス同盟は ペルシア戦争中 に、アケメネス朝の再来に備えて結ばれた同盟です。
これもエーゲ文明崩壊後の出来事なので誤りですね。
以上から正解は②となります。
問題(2)
ギリシア人が建設した植民市で、現在の イスタンブル に位置した都市といえば?
正解は ビザンティウム ( ビザンティオン )です。
ちなみに 南フランス に建設されたのが マッサリア (現マルセイユ)、南イタリアに建設されたのが ネアポリス (現ナポリ)です。
余裕のある方は、地図で場所を確認しておいてくださいね。
問題(3)
問題文の記述に大きなヒントがあります。
「 ソフィストを批判 」、「 普遍的真理の存在を主張 」した哲学者といえば?
正解は ①ソクラテス です。
ソクラテスの弟子がプラトン、プラトンの弟子がアリストテレスでした。
他の選択肢も確認しておきましょう。
②ヘロドトスは、ペルシア戦争を題材に『 歴史 』を著しました。
③タレスは「 万物の根源は水である 」と主張しました。
④フェイディアスはペリクレスの友人としても知られ、 パルテノン神殿 の再建や アテナ女神像 を手がけました。
問題(4)
アレクサンドロス大王が築いた領土は、彼の死後3つに分裂しました。
そのなかで エジプトを中心に成立した 王朝は?
正解は プトレマイオス朝 です。
ほかの2つは セレウコス朝 シリアと アンティゴノス朝 マケドニアです。
それぞれ場所と王朝名をセットで覚えましょう。
問題(5)
問題文に「 ヘレニズム時代 」という指定があります。要注意です。
これを頭に入れて、1つずつ選択肢を確認しましょう。
①アリスタルコスは 太陽と地球の関係性 について考えた ヘレニズム時代 の学者で、太陽中心説や地球の公転や自転を唱えました。
②エラトステネスは ムセイオンの初代館長 で、 子午線の長さを測定した ことでも知られています。
ムセイオンは ヘレニズム時代 に、エジプトのアレクサンドリアに建設された王立研究所でしたね。
③エウクレイデスは 平面幾何学を大成 した ヘレニズム時代 の学者です。
④アイスキュロスは ギリシア時代 の 三大悲劇詩人の1人 でしたね。
「ヘレニズム時代」にも「自然科学の分野で活躍」にも該当しない。
正解は ④アイスキュロス となります。
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選択肢を1つずつ確認します。
①エーゲ文明は高度な 青銅器文化 として知られます。
鉄の使用はまだ見られません。
なので①は誤りとなります。