高校世界史B
5分で解ける!共和制の確立と領土拡大に関する問題
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
下のカッコ内に入る語句を答えよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
ローマの建国と共和政の確立
ローマを建国したのは、古代イタリア人の一派 ラテン人 です。
彼らは ティベル川 のほとりにローマをつくりました。
ところがローマは、北部から侵入した エトルリア人 によって、
しばらく支配されることになります。
民衆の政治参加の流れ
ローマの人びとは、どうにかエトルリア人を追い出します。
その後ローマは貴族による 貴族政治 の時代を経て、民衆の政治参加が進展します。
民衆の政治参加について、大事な法律が3つありましたね。
まずは 旧来の慣習法を成文化した 法律。これを 十二表法 といいます。
次に コンスルの1名を平民から選ぶ ことや、 大土地所有の制限 を定めた法律を リキニウス・セクスティウス法 といいます。
そして 平民会の決議が単独で国法になる ことを定めた法律を ホルテンシウス法 といいます。
この法律により、貴族と平民の権利がほぼ同じレベルになりました。
拡大するローマ
この後ローマは、戦争によって領土を拡大していきます。
紀元前264年に始まったのが ポエニ戦争 です。
ポエニ戦争で、ローマは カルタゴ と戦いました。
当初、ローマはカルタゴに対して優勢でした。
しかし、カルタゴの将軍 ハンニバル の活躍で、ローマは一時ピンチに陥ります。
この後ローマは巻き返し、ついにカルタゴを破ることに成功しました。
古代ローマのポイント、しっかり覚えておきましょう。
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回は共和政の確立についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。