高校世界史B
5分でわかる!広大な領土を獲得したローマ
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この動画の要点まとめ
ポイント
広大な領土を獲得したローマ
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「ローマの属州統治」です。
ポエニ戦争に勝利するなど、ローマはどんどん領土を拡大していきました。
では、ローマは征服地に対してどのような支配を行っていたのでしょうか?
ローマの統治体制・支配システムについて見ていきましょう。
こちらを見てください。
属州に騎士を派遣し、税金を集めさせた!
ポエニ戦争を通して、ローマは地図に斜線部で示されている領土を獲得しました。
かなり大きな領土ですね。
ちなみに、イタリア半島以外のローマの征服地を 属州 (プロヴィンキア)といいます。
ローマは、属州に 騎士 (エクイテス)を派遣して統治しました。
騎士は属州の 徴税請負人 として活躍しました。
公共土木事業や軍事品調達などを行い、ローマの統治に貢献したのです。
奴隷制度の普及
ローマは戦争によって領土を広げました。
戦争に負けた人たちの中には、ローマ軍の捕虜となった人もいました。
こうした人たちを 戦争捕虜 といいます。
ローマでは、主に戦争捕虜を使用する 奴隷制度 が普及しました。
奴隷は 農業奴隷として、大土地経営に利用されました。
獲得した領土に、徴税請負人として騎士を送り込んで税金を集める。
戦争で破った国の兵士たちを、奴隷としてこき使う。
これがローマの統治方法でした。
ローマ世界の2回目。
今回は「社会の変容と内乱の一世紀」について学習します。