高校世界史B
5分で解ける!キリスト教の成立と発展に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
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練習の解説授業
キリスト教ってどんな宗教?
キリスト教は、パレスチナに生まれた イエス という人物が、
ユダヤ教の一派である パリサイ派 を批判したことから始まりました。
彼は次第にパリサイ派に疎まれ、ついには 十字架にかけられ殺されてしまいます 。
その後、民衆は彼を キリスト ( 救世主 )として信仰するようになりました。
これがキリスト教の誕生です。
キリスト教は前途多難の歴史!
キリスト教徒は、何度も迫害を受けました。
しかし彼らは カタコンベ と呼ばれる地下墓地に避難し、迫害を逃れます。
長い迫害の歴史を経て、キリスト教はついに公認されます。
313年に コンスタンティヌス帝 が発布した ミラノ勅令 で、
キリスト教が公認されたのです。
テオドシウス帝 の時代には、ついにキリスト教は 国教化されました。
解釈をめぐる論争!なぜ、教義を統一するの?
キリスト教については、解釈をめぐる論争が行われました。
最初に開かれた公会議が ニケーア公会議 です。
ニケーア公会議では アタナシウス派 が正統とされました。
対立していた アリウス派 は異端とされました。
エフェソス公会議 では ネストリウス派 が異端とされました。
こうして、皇帝に都合の悪い考え方が排除されていったのです。
以上がキリスト教の歴史です。
しっかり覚えておきましょう。
高校世界史Bの問題
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- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回はキリスト教の成立と発展についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。