高校世界史B
5分でわかる!ローマのオリジナリティ!
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この動画の要点まとめ
ポイント
ローマのオリジナリティ!
これでわかる!
ポイントの解説授業
汎用性の高い「ローマ法」
まず注目してほしいのは ローマ法 です。
ローマは初め、イタリア半島に位置する 小さな都市国家 でした。
小さな都市国家であれば、その内部に住む人にだけ通用するルールがあれば十分です。
しかし、領土が拡大したことで 出自や価値観が異なる多くの人びとが共存するようになりました。
そのため、ローマでは さまざまな風俗や習慣をもつ民族すべてに適用できる、汎用性の高い法律 が必要となったのです。
こうした背景から、さまざまな民族に適用できる法律として ローマ法 がつくられました。
土木・建築分野の発達/コロッセウムや凱旋門が作られた!
続いては土木・建築分野です。
こちらを見てください。
現存するローマの建築物の中には、世界遺産に登録されているものも少なくありません。
例えば コロッセウム と呼ばれる円形闘技場が有名です。
コロッセウムでは 剣闘士などの試合が行わました。
他にも 凱旋門 と呼ばれる門や、 パンテオン ( 万神殿 )と呼ばれる神殿が各地に建設されました。
南フランスの ガール水道橋 に代表される、石造りの水道橋もつくられました。
ローマ人はお風呂が大好きで、各地に 浴場 (娯楽施設)を建設しました。
なかでも カラカラ帝 という皇帝がつくらせた浴場が有名です。
カエサルが「ユリウス暦」を制定した
最後に 暦 について紹介します。
こちらを見てください。
ローマ世界の暦として有名なのが ユリウス暦 です。
独裁政治を行ったカエサル(ガイウス・ユリウス・カエサル)が制定したことから、この名前がつきました。
ユリウス暦は 季節のずれを修正するため、エジプトの太陽暦を採用しています。
非常に精度が高く、ユリウス暦はこの後 1000年以上にわたり使われることになります。
以上、今回はローマ文化について学習しました。
しっかり復習しておきましょう。
ポイントの3つ目は「ローマ法、土木・建築、暦」です。
広大な領土を持つローマで発達した 独特の文化 を見ていきます。
こちらを見てください。